モロさんち

中学1年の姫と気管切開している7歳児の坊。2人の子育てに追われつつ、自分の趣味の時間を楽しんでいるモロさんの日常を綴っています。

カニューレ事故抜去。やってしまった‼︎

とうとうやってしまいました。
ガンガン動くからいつかはやると思ってましたが、退院1ヶ月半でやっちゃうとか、早すぎですよねぇ。

カニューレの抜けた経緯をご紹介します。
気管切開している方の参考になれば。

坊は機嫌良く一人で遊べそうだったため
、私は昼ごはんを食べることに。
しばらくすると、坊が「おぇ゛」と言い出した。
何かを誤嚥してしまったのかと思い、見に行くと、吐きたそうだったため、背中をトントンしてあげました。この時点でカニューレが抜けている事には気づいていません。
そして、ミルクを少し吐いたので良いかなーと思ったその時、「えーん」という鳴き声が。
「∑(゚Д゚)⁉︎」
気管切開をしていると、声帯に空気が行かないため、声は出ないはず。
ここで、初めてカニューレが抜けたのではと疑いました。
カニューレバンドはしっかりと付いている。
カニューレが首の右側に‼︎
坊は泣いているが、チアノーゼが無い事を確認。
新しいカニューレを出して、先を水で濡らし、カニューレバンドを取る。
このバンドが、がっちり付いていて、取るのに手間取ってしまいました。
坊も暴れるし。
バンドが取れると、坊は暴れなくなり、カニューレはスッと入れることが出来ました。
人工呼吸器に繋いで、とりあえずひと段落。
すぐに、病院の耳鼻科へ連絡し、指示を仰ぐ。
今から来て欲しいとのことだったため、出かける準備を。
一人だと不安なので、訪問看護師へ連絡し、病院に来てもらうことに。
人工呼吸器やら何やら出かける準備をして、車へ。
病院に着くと、既に看護師さんは到着していました。
一緒に受付へ行って、診察をしてもらいましたが、出血もなく、綺麗だということでした。
良かった‼︎
帰ってきて、めちゃくちゃに散らかっている部屋を片付け、看護師さんに坊を見てもらっている間に、夕飯の準備。
終わった後は坊も疲れたらしく、ぐっすりと眠ってくれました。
私も横になり、この騒動は終了。
本当に疲れたー‼︎

原因は坊が動いて回路を体に巻きつけたこと。
そして、無理やり動くため、引っ張られて抜けてしまったようです。
また、勝手に人工呼吸器を外してしまうからとカニューレバンドに人工呼吸器を縛り付けていたのも原因かと思っています。
対処法はこれまで以上の監視と、出来る限り人工鼻で過ごすこと。

坊はカニューレが抜けても、すぐにどうこうなるという状態ではないため、この様に多少余裕を持って接することができましたが、少しも人工呼吸器を外すことができない状態だったらと思うと恐ろしいです。