人工呼吸器用回路カバーの作り方
坊は気管切開していて、人工呼吸器も使っています。
最近は寝返りも出来るようになってきたため、動きが激しくなっています。
そんなある日、人工呼吸器の回路の中の水が坊の気管へと流れてしまい、溺れそうになったそうです。
人工呼吸器は痰が硬くならないように、常に加湿されているのですが、外気温との差で水滴が溜まりやすくなることがあります。それが、坊が足をバタつかせた時に逆流したのが原因でした。
そこで、回路の中に水滴が付くのを極力避けるため、カバーで覆って温度を高く保つことにしました。
というこで、回路カバーの作り方です。
用意するもの
- フリースや綿入りの生地A 65cm×20cm
- ダブルガーゼなどの生地B 65cm×25cm
- 紐 1cm×20cmを2本
- 飾り用の布 適量
作り方
- 生地Aを60cm×17cm、生地Bを62×19cmにカットする。
- 生地Bを中表にし、生地Aを生地Bの、わの方に合わせて短辺1つと長辺を縫う。
- 2を表に返し、紐を2本入れ込み、残りの短辺を縫う。
- ズレないように全体をジグザグに縫う。
- 飾り用の布を縫い付ける。
- 中表にして、1cm程重ねて円筒になるように縫う。
- 裏返して完成。
経約15cm×60cmの円筒カバーができます。回路の経とピッタリで作ると、はめるのが大変なので大きく作っています。
紐は動き回っても取れないように、ベッドサイドに結びつけるようです。飾り用の布と合わせて作っても可愛いですよ。
注意)これは、医療器具ではありません。必ず効果があるというわけではないので、使用する際は自己責任でお願いします。また、坊に合わせて作成しているため、サイズも違う事があります。作成するときは使用する環境に合わせて作成してください。